異世界ツーリング [おにぎり]
縦書き: 1389P | 作品リンク | 作者ページ
リストラで会社を首になり、妻とも上手くいかない32歳のエンジニア、伊勢修一郎。
彼は愛するススキのスポーツバイクに乗って、傷心を癒やす旅に出た。
北海道に行くはずだったが、ひょんなことから異世界にトリップ。相棒のバイクには意志が宿り、中世の砂漠の国を舞台に、行く先々で様々な出会いを経験していく。
基本的にはアラビア風異世界を舞台とした、旅&内政&現代知識チート&技術チートものです。
戦闘もちょこちょこあります
★★★★★
内政 現代知識チート 技術チート 戦争 基本ほのぼの 異世界 トリップ バイク 冒険 サラリーマン 中世 ペルシアン アラビアン ご都合主義 シリアス&コミカル R15 残酷描写あり
完結済:全135部
▼感想
とてもおもしろかった!
まず文章がいい!とても読みやすくサクサク進む。へんなところで停滞せず、出し惜しみしないで結果をだし雰囲気を読んでちゃんと笑いもとってくれるのだ。
チート具合も強烈過ぎずというかチートありきになっていないところがいい。もちろん知識系技術系なのでそれらにかかわる情報も説得力を持っていて納得できると思う。
実は少し前からタイトルは気になっていたのだが、バイクバイクしていてマニア向けだろうと思っていた。
がしかし、読んで見ると全然そんなところはなくバイクなんて興味なくてもとても楽しめる内容だった。逆にさほどバイクの話は出てこないのでその方向の人には残念かもしれない。
主人公も一定の面だけを突き進むのではなく、さまざまな顔を見せてくれる。なにより「相棒」のほのぼの感が一層引き立てていたようだ。
本編終了後の外伝もそれまでとおり変わらずにとても愉快なそしておもしろいストーリーだった。
これ書きながら気づいたのだが作者名が「おにぎり」だったのかぁ・・・