ルシィと魔法のえんぴつ ~俺が鉛筆に転生した話なんですけど。~ [貴塚木ノ実]
この物語は不思議な少女と、鉛筆に転生してしまった男の成長譚。
鉛筆に転生してしまったとある男は、ルシィ、という神秘的で人形のように可愛い女の子の物になりました。
鉛筆は何故かルシィとだけ会話できて、さらにルシィの願い事を叶えることができる「魔法のえんぴつ」だったのです。
最強のチートスキルを武器に、学校と冒険、日常と非日常を繰り返しながら、えんぴつは彼女のためにがんばり、いずれ彼女の騎士になります。
そしてルシィにはこの世界に関わる重大な秘密を持っていることが判明します。
ルシィと魔法のえんぴつは、共に成長しながら彼女自身の謎、世界の謎に迫っていくのです。
★★★☆☆
転生 ほのぼの 少女 鉛筆(登場人物) 王道ファンタジー
完結済:全42部
▼感想
まぁおもしろかった!
王道ファンタジーではありません。
転生して、魔法があって、妖精がいる。ただそれだけの○○的ななにかでした。
メインストーリーとしての謎が明かされるまではほのぼのとしてのんびり進み、その後私には一気につまらなくなりました。
短いので紆余曲折なく寓話にせずにシンプルにまとめた感じがいいのですが、私には2つの話をくっつけてみたんだなという感想しか残りませんでした。
微妙に・・・決定的に・・・何かが足りないという読後に少し不満ののこる作品だった。