プロミネンス・ストーリー [秋保 あかさ]
他人評価は『万能』、自己評価は『器用貧乏』。
そんな主人公――秋谷隼人が、父親の再婚相手との初顔合わせという大切なイベントを目前に、何者かに背後から刺され死んでしまう。
だが、彼の運命がそこで途絶えることはなかった。
記憶に人格、そして身体能力までを引き継ぎ“コーウェン・ディスタート”として生まれ変わった隼人は、魔法の存在を知り、魔法を行使し、やがて魔法についての自らの考察を展開する。
過去の天才魔導師、王国に蔓延る闇、どこまでも付きまとう謎の数々が収束を見せた時、彼は自らを転生させた死神の正体を知ることとなり――
★★★☆☆
ファンタジー SF 魔法 異世界 家族 成長 剣 バトル 主人公最強 冒険者 魔物 恋愛 チート 転生 魔法使い R15 残酷描写あり
完結済:全67部
▼感想
まぁおもしろかった!
原因と結果が逆転することもあり得ると言われているタイムパラドクスを扱った作品。
読み始めると見え見えの布石が散りばまれてくるのに気付き文才の拙さを感じた。(たぶんちょっとしたコツがあるのだと思うよ)
そして残念ながら、きっと偶然だとは思うが、私はこれと似たタイムパラドクス話しを知っているだけに楽しめなかった。
まぁこの手の話に初めて触れる人には後半グタグタな気持ちにはなると思うほど説明が入り組んでいて面白くないのかもしれない。
ただ、ファンタジー物語の内容はそこそこ楽しめたと思う。
プロミネンスの意味と、スキルの回数制限は意味がわからないけどね。