異世界は思ったよりも俺に優しい? [大川雅臣]
縦書き: 2180P | 作品リンク | 作者ページ
世界線を越えて意思を伝える魔法石。
全てはこの魔法石を見付けた時から始まった。
魔法石を通じて知り合った少女は、様々な事を俺に教えてくれた。
魔法、魔物、魔族、そして神々とその更に上に立つ存在。
まるでゲームかラノベの世界の話。
尽きない興味の中、俺は少女の悲壮なる境遇を知り、異世界に向かう決意をする。
少女の言う危険という言葉を、この時の俺は甘く考えていた。
強く願う俺の気持ちに応え、少女が異世界転移魔法を唱える。
魔法が発動した時、俺は世界線を越え異世界で少女に出会うはずだった。
しかし、その場所に少女の姿は無く、目の前には警告された現実が支配する世界が広がっていた。
これは帰る手段を失った俺が、異世界で仲間と共に生きていく話。
★★★★★
ファンタジー ほのぼの 友情 異世界 少年 少女 男主人公 冒険 魔法 転移 成長 日常 R15 残酷描写あり
完結済:全221部
▼感想
とてもおもしろかった!
ところどころほかの作品と同じ展開で色々なところから影響を受けていることを感じた
そのせいか全体的な構成、解説、会話などさすがに洗練されていてぐいぐい引き込まれる
陰湿な部分や作られた泣きはほとんどないが、たたみ掛ける笑いや思わず吹き出す情景描写などいい感じで盛られている
これぞまさに異世界召喚冒険小説としての王道路線だろう