分枝世界の戦国記譚～黒の章～ [野央棺（旧名：蟲毒）]

縦書き: 1287P | 作品リンク | 作者ページ

戦国時代好きの大学生須藤直也は目覚めると少年の姿となっており、しかも戦国時代へと来てしまった。

その十数年後、尾張を統一した織田信長は隣国より侵攻してくる今川にどうやって対処するかを悩ませていた時、一人の青年と出会う。
師と出会い、武勇と知略を学び、浪人として各地を旅していた須藤直也と。

そして、いるはずの無い”イレギュラー”は、やがて歴史すらも変えていく。
…以下略

★★☆☆☆

歴史 [文芸]
R15 残酷な描写あり IF戦記 逆行転生 男主人公 戦国 歴史改変 歴史 戦争 戦国時代 オリジナル主人公 チート ただし最強ではない オリジナル武将
完結済：全215部

▼感想
おもしろくない…と言うよりおもしろさがわからない
淡々ともしもこうだったらと言う話が進むのだが山場がない、これと言った布石もないので期待させてもくれない。
挙句に最後は浮世の夢で終わる。

多分歴史に詳しい人なら微妙な差異に気付き楽しめるのだろうけど、元々あまり興味の無い私には無理だった。
もちろん信長が明智に殺されるくらいは知っている、それを阻止したらと言う話なのだけどだからどうなったと言う面白さがわからない。
もしかして阻止したら面白くない事を教えてくれているのでは？と考えるほど何を語りたいのかわからなかった。

物語は終始危なげなくハッピーエンドまで突き進む、途中恋愛話しもあるがドキドキもわくわくもない。

…辛口すぎて作者には申し訳ないが。