コッチミンナのWEB小説 読破記録

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迷宮と掲示板 [Bさん]

縦書き: 1351P  | 作品リンク | 作者ページ

目を覚ましたら目の前に扉があった。入ったら閉じ込められ迷宮探索を強制させられた極々一般人の男。
ゲームオーバーのないこの迷宮で、何度も全滅しながらひたすら使い魔と共に迷宮を攻略していくお話。
拠点を拡張したり、のんびり掲示板を眺めたりしながら進みます。
他にも多くのプレイヤーが存在しますが、お互いに遭遇はしない仕様になっています。

★★★★☆


ファンタジー 迷宮 使い魔 ハーレム 掲示板 R15 残酷描写あり
完結済:全125部

▼感想
おもしろかった!
よくあるゲームのような、理屈とか法則とか一切無視な世界に大量の人が送り込まれ誰とも会わないという結構突き抜けた話です。
その分目的とか最終的にどうなるとかはあまり気にならなく、文中でも早い時期におぼろげながら判明して最終話でちょっとした詳細が分かる程度であっさり。
タイトルどおり登場人物用の掲示板がよく出てくるのですが、よくあるシリアスな笑い取りだけではなく物語上重要な位置を占めいい感じで物語の緩急をつけていると思う
ダンジョン攻略が主体なので、戦闘シーンや生産関係も盛りだくさんで次々とコンテンツが発生し飽きることなくどんどん引き込まれます。
例えばこの話を現代でゲームにすれば3Dというよりスマホ用とかのシンプルなのにしかならないと思う、しかしこれ未来的に考えるとVRノベルみたいな体感できる小説の原作として面白いのではないかとも思った。
(ここで言うVRノベルはスタートレックヴォイジャーの劇中劇である3Dホロノベルみたいな感じを想像)
また、作者の恐る恐るというか手探りしながらのエッチな話や残虐表現が現代のルールに気づかせてくれるくらいで、読み始めるとどっぷりとこの世界に浸かれること請け合いです。
文章力不足なのか狙いなのかはわからないが、いろいろな設定や解説は物語に織り込まないで途中途中に資料としてどさっと置いてあり読み方によってはスピード感もあります。
いったん話が終わってからのオマケがかなり多いという、もうちょっと整理してもいいのじゃないかと思っていたら改稿版というのもあるようでそっちはもっとまとまっているのかも・・・まだ読んでません。

縦書きPDF換算で、毎日1000~2000ページ読みます
2015年12月から読み始めたのを記憶を頼りに一気に掲載(感想のないものがそう)
評価は甘め。 途中挫折は☆☆☆☆☆。途中挫折でも気になるものは★☆☆☆☆。
誰ともなくむしろ自分用に感想や評価を残しているので、感想の文体や評価基準はその時の気分
完了済みすべて読むつもり(2016.01.26現在で約46,000作品)だが、選定順は 文字数が多い > 評価が高い > 気になる題名、あらすじ順
気に入った作品の作者を追う形で選定することも多々あり